サロンの水が新しくなりました!
2017年9月8日
サロンのウォーターサーバーを新しくしました。
だいたい三年に一度入れ替えていますので、今回で四台目です。
硬度はやや高めの120mg/L 。
軟水と硬水の違いはミネラルの含有量で決まり、ミネラルが少ない水を軟水と呼び、逆に多い水を硬水と呼びます。
WHO(世界保健機関)の基準では120mg/L以下が軟水、120mg/L以上が硬水、180mg/L以上が超硬水とされています。(販売用のミネラルウォーターの基準はWHOの基準とは異なります)
ですので、今回のうちの水は、軟水の中で一番硬度が高い水ということになります。
お水に含まれるミネラル成分(カルシウムやマグネシウム)は、地層の中の岩石から時間をかけて溶け出したものです。
日本は国土面積が狭く、川も傾斜が急な地域が多いため地層に浸透する時間が短いので、ミネラル分を多く含む硬水にはならずに、ほとんどが軟水になります。
ヨーロッパや北米などの大陸は石灰岩地質が多く、水が地層に浸透する時間も長くなるため、硬水になりやすいのです。
ちなみに「六甲の美味しい水」は32mg/L 、エビアン(フランス)304mg/L 、コントレックス(フランス)1468mg/L 。
普段の飲料としてだけでなく、料理によって使い分けることも出来ます。
硬度が高い天然水には、肉の臭みを取り除いてくれたり、パスタのコシを出してくれたりするほか、素材の灰汁や臭いを取り除く効果があります。
一方で、硬度が高い水では旨味成分が溶け出しづらく、素材の良さが引き出せないといわれているため、和食には向かないと言われています。
水によってその国々の食文化が発展していったと言っても、過言ではないように思いますね。
マグネシウムは、タンパク質の合成やエネルギー代謝筋肉の収縮、血圧調整、体温調整、血糖値の調整、ビタミンB1の保持などの働きがあり、
健康効果は心臓病、高脂血症、糖尿病、血糖値の改善などがあります。
マグネシウムをはじめ、ミネラル分の過剰摂取は、もちろん健康被害がありますので、硬水を飲み続ける場合、様子を見ながら飲み続けることをお勧めします。