冬こそ養生が大事!

2019年11月11日

冬は老化やホルモンバランスをつかさどる「腎」の働きが弱くなりやすい季節。

乾燥や寒さも増してきますので、寒さに弱い腎(膀胱)に影響が出やすくなります。

 

 

漢方でいう「腎」は生命エネルギーを貯蔵する所なので、ここが弱ると加齢現象が顕著に出てくるようになります。

特に女性は冷えによって体を温める力が低下すると、月経不順や不妊などの原因にもなりますので気をつけましょう。

 

 

植物の多くは地上部の枝葉の成長を止め、葉を落とし根を肥大させたりしながら、春になってからの葉や花や枝になる芽を準備しています。

 

中国には「冬至養生」、冬を利用して養生するという言葉もあるように、冬の間にプラスのパワーを十分に蓄え、来春以降の一年のために丈夫な体を作る準備をすることで、その年の体力の勢いが保証されるというくらい、冬の間の養生は必要とされています。

 

 

食養生としては、蓮根や長芋などの根菜類や生姜など、体を温める食材を積極的に摂りましょう。

 

 

もちろん適度に体を動かすことも必要!

そして気の流れや骨格筋を調整する、リラクゼーション整体やリンパマッサージを同時に受けられることで、さらに「冬至養生」が増して行くと考えられます。